
レシピを見ながら料理をしているとき、「150mlって、実際にはどのくらい?」と手が止まったことはありませんか。
計量カップがあれば簡単ですが、洗い物の途中だったり、ちょうど手元になかったりすると、身近なもので測れないか気になりますよね。
150mlは、大さじ10杯です。300ml入るマグカップなら半分、500mlのペットボトルなら全体の3分の1より少し少ない量にあたります。
ただし、コップや紙コップは商品によって容量が異なります。「コップのここまで」と一律にはいえないため、容器の容量を確認してから測ることが大切です。
この記事では、150mlがどのくらいなのかを、コップ・紙コップ・大さじ・小さじ・ペットボトルなど、身近なものに置き換えて分かりやすく解説します。150mlは何ccなのか、水や牛乳、油では何グラムになるのかも見ていきましょう。
150mlはどのくらい?身近なもので分かる早見表

150mlを身近なものに置き換えると、次のようになります。
| 身近なもの150mlの目安 | |
|---|---|
| 大さじ | 10杯 |
| 小さじ | 30杯 |
| 200mlのコップ | 4分の3 |
| 250mlのコップ | 約6割 |
| 300mlのマグカップ | 半分 |
| 500mlのペットボトル | 3分の1弱 |
数字だけでは分かりにくい150mlも、普段使っている容器と比べるとイメージしやすくなります。
150mlは大さじ10杯
料理用の計量スプーンでは、大さじ1杯が15mlです。そのため、15mlを10杯測ると150mlになります。
計量カップがないときでも、計量用の大さじがあれば、比較的きちんと量をそろえられます。何度も注ぐ必要はありますが、煮物の水やだし、調味液などを測るときに便利です。
なお、カレー用スプーンや食事用の大きなスプーンは、必ずしも15mlとは限りません。できるだけ正確に測りたいときは、「大さじ15ml」と表示された計量スプーンを使いましょう。
300mlのマグカップなら半分
容量300mlのマグカップなら、半分まで入れた量が150mlの目安です。
マグカップは家庭にあることが多く、見た目でも半分の位置を判断しやすいのがメリット。ただし、同じような大きさに見えても、容量が250mlのものや350ml以上入るものもあります。
底面の表示や購入時の商品情報などで容量が確認できる場合は、先にチェックしておくと安心です。
500mlのペットボトルなら3分の1弱
500mlのペットボトルに対して、150mlは全体の30%です。
3分の1は約33%なので、見た目では3分の1より少し少ないくらいになります。量のイメージをつかむ方法としては便利ですが、ペットボトルは上下で太さが異なることもあり、液面の高さだけで正確に判断するのは難しいものです。
ペットボトルは、おおよその量を知りたいときの目安として使うのがよいでしょう。
150mlはコップに入れるとどのくらい?
「150mlはコップ何杯?」と考える方も多いでしょう。しかし、コップには決まった容量がないため、何杯分になるかは使うコップによって変わります。
まずは、コップの底やパッケージ、商品ページなどに容量が書かれていないか確認してみてください。容量が分かれば、150mlが全体のどのあたりになるかを計算できます。
200mlのコップなら4分の3
容量200mlのコップの場合、150mlは全体の75%です。見た目では、コップの4分の3ほどになります。
150÷200=0.75なので、満杯を100%としたときの75%にあたります。小さめのグラスや湯のみなどで容量が200mlと分かっていれば、上から4分の1ほどを残した位置が目安です。
ただし、飲み口までいっぱいに入れたときの容量が200mlなのか、普段使いやすい位置まで入れた容量が200mlなのかによっても、見え方が変わる場合があります。厳密な計量が必要な料理では、計量器具を使うのがおすすめです。
250mlのコップなら約6割
容量250mlのコップなら、150mlは全体の60%です。半分より少し多めと考えると、イメージしやすいでしょう。
150÷250=0.6なので、コップ全体を10等分したときの6割にあたります。半分まで入れてから、少しだけ足す感覚です。
ただし、上に向かって広がっているコップでは、見た目の高さが6割だからといって、中身の量も必ず6割になるとは限りません。まっすぐな形のコップほど、割合をつかみやすくなります。
300mlのマグカップなら半分
容量300mlのマグカップでは、150mlはちょうど半分です。
自宅に300mlのマグカップがあるなら、計量カップがないときの目安として覚えておくと便利です。最初に一度、計量カップで150mlの水を入れて液面の位置を確認しておけば、次からおおよその位置が分かりやすくなります。
とはいえ、パン作りやお菓子作りなど、少しの差が仕上がりに影響しやすい場面では、目分量に頼らず正確に測りましょう。
150mlは紙コップのどのくらい?
紙コップを使って150mlを測りたい場合も、まずは紙コップの容量を確認します。
紙コップには、小さな試飲用から大きなドリンク用まで、さまざまなサイズがあります。そのため、「紙コップの8分目」と決めつけるのではなく、パッケージに記載された容量を基準にすることがポイントです。
150mlの紙コップならほぼ1杯
容量が150mlと表示されている紙コップなら、表示上は1杯分が150mlです。
ただし、縁ぎりぎりまで液体を注ぐと持ち運びにくく、こぼれやすくなります。また、商品によっては表示容量の考え方が異なる場合もあります。
料理の計量に使う場合は、紙コップだけで厳密に測ろうとせず、あくまでおおよその目安として考えるとよいでしょう。
205mlの紙コップなら約7割
一般的に見かける容量205mlの紙コップでは、150mlは全体の約73%です。見た目では、4分の3よりわずかに少ないくらいになります。
ただし、紙コップは底が細く、飲み口に向かって広がっている形が多いため、高さだけで73%の位置を判断するのは簡単ではありません。
一度だけ計量カップで150mlを入れ、外側に目印を付けておくと、同じ紙コップを使って複数回測りたいときに便利です。水性ペンなど、濡れると落ちやすいものは避け、外側だけに印を付けましょう。
容量表示から150mlの位置を計算する方法
容器の容量が分かっていれば、次の式で150mlの割合を求められます。
150÷容器の容量×100=容器全体に占める割合(%)
たとえば、容量275mlの紙コップなら「150÷275×100」で約55%です。つまり、半分より少し多い量になります。
細かな数字まで正確に再現する必要がなければ、「半分」「6割」「4分の3」など、分かりやすい割合に置き換えて考えてもよいでしょう。
150mlは大さじ・小さじで何杯?

計量カップがなくても、計量スプーンがあれば150mlを測れます。料理用の計量スプーンは容量が決まっているため、コップで目分量をつけるより量をそろえやすい方法です。
大さじなら10杯
大さじ1杯は15mlなので、150mlは大さじ10杯です。
15ml×10杯=150ml
水やだし、料理酒などを測るときに使えます。途中で何杯入れたか分からなくなりそうな場合は、5杯ずつ区切ったり、声に出して数えたりすると間違いを防ぎやすくなります。
液体を何種類か合わせて150mlにするレシピでは、それぞれの分量を確認し、すべてを合計して150mlになるかを見てください。
小さじなら30杯
小さじ1杯は5mlなので、150mlは小さじ30杯です。
5ml×30杯=150ml
小さじでも測れますが、30回必要になるため少し手間がかかります。大さじを持っている場合は、大さじ10杯で測るほうが簡単です。
小さじしかない場合は、10杯で50ml、20杯で100ml、30杯で150mlと区切って数えると分かりやすくなります。
計量スプーンで上手に測るコツ
液体を計量スプーンで測るときは、スプーンを傾けず、水平に持ちます。表面張力でわずかに盛り上がる程度まで注ぐのが一般的な「1杯」の目安ですが、こぼさないようゆっくり入れましょう。
スプーンを持ったまま注ぐのが難しいときは、平らな場所に置いて測ると安定します。注いだ液体は、その都度ボウルや鍋へ移すと数えやすくなります。
なお、粉類の「大さじ1杯」は、すり切りで測るのが基本です。液体と粉類では測り方が少し異なるため、レシピに合った方法を確認してください。
計量カップなしで150mlを測る方法
計量カップが見当たらないときは、計量スプーン、容量が分かるコップ、キッチンスケールなどで代用できます。
どの方法がよいかは、測るものと必要な正確さによって変わります。普段の煮物に加える水なら多少の差が気にならない場合もありますが、お菓子作りでは正確な計量が向いています。
計量スプーンを使う方法
できるだけ正確に150mlを測りたい場合は、大さじ15mlを10杯使う方法が分かりやすいでしょう。
回数は多くなりますが、容量が分からないコップで測るよりも、量をそろえやすいのがメリットです。
液体が粘りのあるはちみつやシロップの場合は、スプーンに残ることがあります。レシピによっては少量の誤差が生じる可能性もあるため、より正確さが必要なら計量カップやスケールを使いましょう。
容量が分かるコップを使う方法
計量スプーンもない場合は、容量が分かっているコップを利用できます。
200mlのコップなら4分の3、250mlなら約6割、300mlなら半分が150mlの目安です。底面の刻印や商品情報から、満水容量を確認してみてください。
容器の形が複雑だったり、容量が分からなかったりする場合は、正確な計量には向きません。その場合は、おおよその量として利用しましょう。
キッチンスケールを使う方法
水を測る場合は、キッチンスケールも利用できます。水150mlは、一般的な料理では約150gが目安です。
容器をスケールに載せて表示をゼロに合わせ、水を約150gになるまで注ぎます。これなら計量カップがなくても測りやすいでしょう。
ただし、150mlが必ず150gになるわけではありません。油やはちみつなどは水と密度が異なるため、同じ150mlでも重さが変わります。スケールで測る場合は、材料ごとの重さを確認してください。
150mlは500mlペットボトルのどのくらい?
身近な500mlのペットボトルを基準にすると、150mlは全体の30%です。外出先などで量のイメージをつかみたいときに役立ちます。
150mlはペットボトル全体の30%
割合は「150÷500=0.3」で求められるため、150mlは500mlの30%です。
100mlなら5分の1、250mlなら半分なので、150mlは100mlより多く、半分の250mlよりかなり少ない量です。
飲み物の量を把握したいときは、ペットボトルのラベルに容量が書かれているため、全体量との比較がしやすいでしょう。
見た目では3分の1より少し少ない
500mlの3分の1は約166.7mlです。150mlはそれより約17ml少ないため、「3分の1弱」と覚えると分かりやすくなります。
ざっくりした量を知るだけなら、ペットボトルを縦に見て、下から3分の1に少し届かないくらいをイメージしてみてください。
ただし、これはペットボトルが均一な太さだと仮定した場合の考え方です。実際の容器にはくびれや丸みがあるため、液面の高さと容量の割合は完全には一致しません。
ペットボトルで測るときの注意点
ペットボトルには細かな目盛りが付いていないものが多く、150mlを正確に測る道具としては適していません。
また、一度口を付けたペットボトルを料理用の計量容器として使うことは、衛生面を考えると避けたほうが安心です。料理に使う場合は、清潔な容器を用意しましょう。
ペットボトルとの比較は、あくまで見た目の目安として利用してください。
150mlは何cc?単位の違いを分かりやすく解説
レシピには「ml」と書かれていることもあれば、「cc」や「dl」が使われていることもあります。表記が違うと別の量に感じますが、関係を知っておけば迷いにくくなります。
150mlと150ccは同じ容量
150mlと150ccは、同じ容量です。
1ml=1ccなので、レシピに「水150cc」と書かれている場合は、水150mlを用意すれば大丈夫です。
ccは立方センチメートルを表す単位で、mlと容量の大きさは同じです。料理ではどちらの表記も見かけますが、数字を変えて換算する必要はありません。
150mlは1.5dl
1dlは100mlなので、150mlは1.5dlです。
日本の家庭料理ではmlやccがよく使われますが、海外のレシピや古いレシピではdlを見かけることもあります。
「1dl=100ml」と覚えておくと、50mlは0.5dl、200mlは2dlというように換算できます。
レシピによって単位表記が違う理由
容量の単位は、国や分野、レシピの作成時期などによって使われ方が異なります。現在はml表記が多く見られますが、cc表記も広く知られています。
料理をするときに大切なのは、単位だけでなく数字も一緒に確認することです。「150ml」と「150cc」は同じですが、「150g」は重さの単位なので意味が異なります。
単位を見落とさないよう、材料を用意する前にレシピ全体を確認すると安心です。
150mlは何グラム?水・牛乳・油の重さの目安

mlは体積、gは重さを表す単位です。そのため、同じ150mlでも、中身によって重さは異なります。
キッチンスケールで代用するときは、「150ml=すべて150g」と考えないようにしましょう。以下の数値は一般的な目安であり、製品や温度などによって多少変わる場合があります。
水150mlは約150g
水は、一般的な料理では1mlを約1gとして考えられます。そのため、水150mlの重さは約150gです。
計量カップがなくてもキッチンスケールがあるなら、容器の重さを差し引いて、水を約150g注ぐことで150mlの目安にできます。
ただし、ごく正確な測定では温度などの条件も関係します。家庭料理で量る場合の分かりやすい目安として考えてください。
牛乳150mlの重さの目安
牛乳は水より少し重く、150mlでおよそ154g前後が目安です。ただし、乳脂肪分や商品の種類などによって重さは多少変わります。
一般的な料理や飲み物であれば大きな差にならない場合もありますが、レシピにmlで指定されているときは計量カップで容量を測るのが確実です。
スケールで代用する場合は、使用する商品の栄養成分表示やメーカー情報なども確認し、目安として利用しましょう。
油150mlの重さの目安
一般的な食用油は水より軽く、150mlでおよそ135〜140g程度がひとつの目安です。油の種類や温度によっても違いがあります。
つまり、水と同じ感覚で150g量ると、150mlより多くなる可能性があります。レシピに油150mlと書かれている場合は、できるだけ容量で測るのがおすすめです。
水以外の材料をgへ換算するときは、材料ごとの違いを確認することが大切です。
料理で150mlを測るときに気をつけたいこと
150mlは身近な道具でも測れますが、方法によって正確さが異なります。料理の種類や用途に合わせて使い分けましょう。
コップの大きさを先に確認する
「普通のコップ1杯」が何mlなのかは、容器によって異なります。小さなグラスなら150ml前後、大きなマグカップなら300ml以上入ることもあります。
見た目だけで容量を判断せず、底面やパッケージの表示を確認してください。容量が分からない場合は、別の機会に計量カップで満水容量を測っておくと、今後の目安として使えます。
お気に入りのコップについて「半分で150ml」と分かっていれば、普段の料理にも活用しやすくなります。
液体は水平な場所で測る
計量カップや目盛り付きの容器を使うときは、水平で安定した場所に置いて測ります。手に持ったままだと容器が傾き、目盛りを正しく読み取りにくくなるためです。
目線を液面と同じ高さに合わせると、斜め上から見るより確認しやすくなります。慌てて一気に注がず、目盛りに近づいたら少しずつ加えましょう。
熱い液体を扱う場合は、容器が耐熱性かどうかを確認し、やけどにも気をつけてください。
お菓子作りでは正確に計量する
煮物やスープは、味見をしながら水分や調味料を調整できる場合があります。一方、パンやお菓子は材料のバランスが仕上がりに影響しやすいため、なるべく正確に測ることが大切です。
コップやペットボトルによる目分量は、急いでいるときの参考にはなりますが、正確さには限界があります。
失敗を減らしたいときは、計量カップ、計量スプーン、キッチンスケールなど、レシピに合った道具を使いましょう。
150mlについてよくある質問
最後に、150mlについて迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめます。
150mlはコップ何杯分?
150mlがコップ何杯分になるかは、コップの容量によって変わります。
容量200mlのコップなら4分の3杯、250mlなら約0.6杯、300mlなら半分です。使うコップの容量を確認してから判断しましょう。
容量が分からない場合は、「一般的なコップだからこのくらい」と決めず、大さじ10杯で測るほうが量をそろえやすくなります。
150mlの水はスケールで測れる?
水150mlは約150gなので、家庭料理ではキッチンスケールで測ることができます。
空の容器をスケールに載せて表示をゼロにし、水を約150gまで注ぎます。
ただし、牛乳や油、はちみつなどは同じ150mlでも重さが違います。水以外の材料では、それぞれの換算値を確認してください。
150mlを目分量で測るなら何が簡単?
容量300mlのマグカップがあれば、半分まで注ぐ方法が分かりやすいでしょう。200mlのコップなら4分の3、500mlのペットボトルを基準にするなら3分の1弱です。
ただし、容器の形によって液面の見え方が変わります。目分量はあくまで目安とし、正確さが必要な場面では計量器具を使いましょう。
まとめ 150mlは大さじ10杯と覚えると簡単
150mlがどのくらいか迷ったときは、大さじ10杯と覚えておくと便利です。小さじなら30杯になります。
コップを使う場合は、容器の容量によって150mlの位置が変わります。200mlのコップなら4分の3、250mlなら約6割、300mlのマグカップなら半分が目安です。
また、500mlのペットボトルと比べると、150mlは全体の30%で、3分の1より少し少ない量になります。ただし、ペットボトルやコップは形によって見え方が変わるため、おおよその目安として利用しましょう。
150mlと150ccは同じ容量で、150mlは1.5dlです。水なら150mlで約150gですが、牛乳や油などは水と重さが異なります。
普段の料理でおおよその量を知りたいときは身近な容器を、パンやお菓子作りなど正確さが必要なときは計量カップや計量スプーンを使うと安心です。用途に合わせて、無理なく測りやすい方法を選んでくださいね。

